【初心者の勉強法】行政書士試験、何から勉強を始める?|手順を解説




行政書士試験に向けて勉強を始めたいんだけど、何から始めたらいいのかな?
初心者はどう進めていくべき?
初心者でも失敗しない勉強法を知りたい!
こんなお悩みを解決します。
本記事では、初心者=
・初めて法律を学ぶ
・初めて行政書士試験の勉強をする
として解説します。
行政書士試験に向けて、勉強を始めたい!
と思っても、実際は何から手をつけたらいいかわからないですよね。
行政書士試験は難しい試験なので、何も知らずに勉強を始めると合格が遠のくことがあります。



正しい行政書士試験の勉強法を知ることが、合格への第一歩です!
私は実際に法律初心者から、行政書士試験に一発合格しました。
この記事では、行政書士の初心者の勉強法を具体的に解説します。
この記事を読むと、初心者でも迷わずに行政書士試験に向けて勉強が始められ、合格に近づけます。
初心者で何から行政書士の勉強を始めたらいいか悩んでいる方は、ぜひ一度ご覧ください。
初心者の勉強法①行政書士試験を知り、戦略を練る
初心者は勉強を始める前に、行政書士試験について正しく知り戦略を練りましょう。
戦略を練ってから始めると効率よく勉強を進めていけるので、ムダがありません。
行政書士試験の基本戦略
行政書士試験の基本戦略は、大きく2つ。
- 配点の高い行政法・民法を徹底して勉強する
- 一般知識は文章理解で得点する
です。
戦略①配点の高い「行政法・民法」を攻める
初心者がまず集中するのは、行政法・民法の2科目です。
行政法と民法だけで、試験全体の6割以上の配点を占めます。


行政法は計22問と問題数も最多。


特に行政法は民法より圧倒的にかんたんなので、取りこぼしなく勉強します。



行政法の5肢択一は、19問中15問以上の正解を狙うといいです。
戦略②一般知識は「文章理解」で得点
一般知識は得点しやすい「文章理解」で得点し、合格を狙います。
一般知識の他の分野(特に政治・経済・社会)は出題傾向がバラバラ。
いくら頑張って勉強しても、確実な得点は狙えません。
足切り避ける行政書士試験の一般知識対策は、以下の記事で詳しく解説しています。
一方で文章理解は解き方さえ覚えてしまえばかんたん。文章理解の3問全問正解も狙えます。



文章理解は解き方のコツさえ知れば、苦手な方でも得点できます!
行政書士試験の戦略をもっと詳しく知りたい方は、こちらの本を読み込みましょう。


科目別の勉強法・ポイントがたくさんのっています。



この本の6章「出題傾向と対策」はすごくよかった。
勉強前に知っておくと、テキストで見るべきポイントがわかりますよ!


クレアールにここから⇒資料請求すると、この行政書士試験の戦略本(定価1,760円)が無料で手に入ります。
戦略的に勉強を進めたい方は、ぜひゲットしてくださいね。
初心者の勉強法②行政書士の教材をそろえる
次は行政書士試験に向けて勉強する教材をそろえましょう。
初心者が行政書士の勉強を始めるには、ダントツで通信講座がおすすめです。
初心者が独学で一発合格を目指すのは、かなり難しいです。



行政書士試験のレベルでは、通信講座を使うのがおすすめ。
独学だと合格がかなり遠のきます。
参考記事:初心者は行政書士の独学は無理?【独学が厳しい3つの理由】
初心者におすすめの行政書士講座
初心者におすすめの行政書士通信講座は、以下の記事で紹介しています。
どれがいいか迷った初心者の方は、フォーサイト
フォーサイトは低価格で、初心者にもわかりやすいテキスト。


講義もコンパクトなので、混乱せず重要なポイントをしっかり押さえられます。
関連記事:フォーサイト行政書士の評判は?【実際に使った口コミからガチ解説】
時間がないなら短期講座がおすすめ
- 行政書士試験まであと半年切った!
- 勉強時間が取れないかも…
そんな方は行政書士の短期講座から選んでみてください。



やり切れるボリュームの通信講座を選ぶと◎
問題練習をメインで進めていきましょう。
独学で勉強を始めたいなら
あまりおすすめはできませんが、独学で勉強を始める初心者の方は《合格者が選ぶ|これだけ!行政書士おすすめテキスト・問題集》を参考に教材をそろえてください。
少し難しめのものもありますが、本気で合格を目指せます。(合格にはこのレベルが必要です)



行政書士は買うものが多い。
安い行政書士講座と独学で、実はあまり価格が変わりません。
参考:【行政書士の独学費用】独学はいくら必要?計算してみた
初心者の勉強法③行政書士の勉強を始める
行政書士試験の勉強ができる教材がそろったら、早速勉強を始めていきましょう。
ここでは初心者におすすめな勉強方法を、実践的に解説していきます。



私もこの勉強法で一発合格しました。
かなり効率が良くておすすめです。
初心者の方はぜひ参考にしてくださいね!
①テキスト・講義視聴を2〜3回はくり返す
まずはテキスト・講義視聴を2〜3回通して勉強します。
細かく覚えようとせず、なんとなく全体像をつかむ程度にインプット。



初めは何を言っているか全くわからなくても、3回目くらいになると何となく意味がわかってくるはずです。
②過去問を解き、出題ポイントを学ぶ
ざっとインプットが終わったら、次は一度過去問を解きます。
早めに過去問に取りかかることで、「どこがどう出題されるか?」を具体的に知ることができる。
覚えるべきポイントがわかるので、その後の勉強効率が上がります。
初めて過去問を解くと全然わからなくて泣きそうになりますが、後で必ず理解できるようになるので、
こんな問題が出るんだ〜
と、気軽にサクサク過去問を通していきましょう。



応用問題は飛ばしてオーケーです。
基本問題だけまずは一通り解いてみましょう。
③テキスト・講義で再インプット
過去問を一度通して勉強したら、テキスト・講義でしっかり再インプットします。
一度過去問を解いているので、「ここが出題されるんだ!」とわかり、最初より楽しく勉強できるはず。



覚えるポイントもわかってくるので、ここからはしっかりメモを取り勉強していきます。
④過去問をくり返す→適宜テキストで確認
ある程度の理解ができたら、ひたすら過去問を解きます。
とにかく過去問をくり返す!!!
最低5回はくり返しましょう。
「なぜこれが正しいのか?」
理由をしっかり考えながら解いていくと、本物の力が身に付きます。



10分調べてわからなければ、通信講座の質問サポートを利用。
自分で調べすぎない!(時間のロス)
過去問が一通り解けるようになったら、模擬模試を受けましょう。
成績処理もある予備校での模試がおすすめです。
⑤基本をおさえつつ、応用も学ぶ《+α》
余裕があれば応用問題にチャレンジします。
応用が解けるようになることで、得点の底上げができる!
ただし応用問題はあくまでも+αなので、余裕があればで大丈夫です。



初心者は手を広げすぎに要注意!
まずは基本に集中し、応用は余裕があればにしましょう。
行政書士試験で、初心者は何から勉強を始める?



行政書士試験の科目で、何から勉強を始めたらいいの?



行政書士で何から勉強するか迷ったら、憲法からがおすすめだよ!
行政書士試験の科目で、初心者は何から勉強したらいいのか?
何から始めるか迷ったら「憲法から」がおすすめです。
憲法は行政書士試験で出題される科目の中で1番なじみがあり、初心者が取りかかりやすい。
また憲法は適度に判例もあるので、楽しみつつ学べます。
商法から始めるのは、おすすめできない
初心者が行政書士の勉強をするとき、商法から勉強を始めるのはおすすめできません。
商法は優先順位が低いです。
- 配点が低い
(300満点中20点→全体の6.6%) - 範囲が広すぎる
- 難しい
後!!!



初心者は憲法から始めるのがおすすめ。
商法は後回しが得策です。
まとめ:何から始める?行政書士の初心者の勉強法
初心者は以下の流れで行政書士の勉強を始めましょう。
- 行政書士試験を知り、基本戦略を学ぶ
- 勉強する教材をそろえる
- 実際に勉強していく
初心者は通信講座を使っての勉強がおすすめ。



プロの講師から学び、行政書士試験で出題される基本&重要事項をしっかりおさえていきましょう。
初心者におすすめの勉強法は、
- ザッとインプット
(テキスト・講義2〜3回)
↓ - 一度過去問で勉強し出題のポイントを知る
↓ - 丁寧にインプット
(テキスト・講義を2回以上)
↓ - ひたすら過去問
(最低5回以上通す)
↓ - 模擬模試を受ける
これで初心者でも確実に行政書士の合格に近づけます。
行政書士試験は戦略を知り効率よく勉強していけば、必ず合格できる試験です。



ぜひここで紹介した行政書士初心者の勉強法を活用し、合格を目指してください!!
以上、行政書士の一発合格をつかんだ私の《何から始める?行政書士の初心者の勉強法》でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!
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