【初心者の勉強法】行政書士試験、何から勉強を始める?|手順を解説




行政書士試験に向けて勉強を始めたいんだけど、何から始めたらいいのかな?
初心者はどう進めていくべき?
初心者でも失敗しない勉強法を知りたい!
こんなお悩みを解決します。
本記事では、初心者=
・初めて法律を学ぶ
・初めて行政書士試験の勉強をする
として解説します。
行政書士試験に向けて、勉強を始めたい!
と思っても、実際は何から手をつけたらいいかわからないですよね。
そこでこの記事では、初心者向けの勉強法を具体的に解説します。



実際に初心者から行政書士試験に一発合格した私が、経験・体験談を元にお伝えします。
実際の勉強イメージが湧いていただけると嬉しいです。
この記事を読むと、初心者からでも迷わずに行政書士の勉強が始められます。
- 初心者のおすすめ勉強法は?
- 何から勉強を始めたらいいの?
初心者から行政書士試験の合格を目指す方は、ぜひ一度ご覧ください。
行政書士のおすすめ勉強方法
行政書士のおすすめ勉強方法は、以下の通りです。
(↑クリックで本記事内の該当箇所に移動します。)
「いきなり勉強開始!」もいいですが、戦略立て〜スケジュールまでを最初にさっとしておくと、後から焦らなくて済みます。



行政書士試験は範囲が広いので、初心者の方はまず出題のポイントをつかむのがおすすめです。
それぞれ解説していきます。
初心者の勉強法①行政書士試験を知り、戦略を練る
初心者は勉強を始める前に、行政書士試験について正しく知り戦略を練りましょう。
戦略を練ってから始めると効率よく勉強を進めていけるので、ムダがありません。
行政書士試験の基本戦略
行政書士試験の基本戦略は、大きく以下の2つです。
- 配点の高い行政法・民法を徹底する
- 一般知識は文章理解で得点する
戦略①配点の高い「行政法・民法」を攻める
行政書士試験の出題科目は以下の通りです。


このうち初心者が集中するのは、
- 行政法
- 民法
の2科目です。
行政法と民法は試験全体の6割以上の配点を占める、メイン科目。


特に民法より圧倒的にかんたんの「行政法」を取りこぼさないよう徹底して勉強します。



行政法は応用・奇問を除いたすべてで得点する気持ちで臨みます。
目安は8割以上の得点です。
戦略②一般知識は「文章理解」で得点
行政書士試験の一般知識には、以下の科目が出題されます。
- 政治・経済・社会
- 情報通信・個人情報保護
- 文章理解
このうち初心者が狙うべきは「文章理解」です。
他の一般知識(特に政治・経済・社会)は出題傾向がバラバラで得点しにくく、勉強効率がとても悪いです。
一方文章理解はある程度型が決まっているので、初心者でも得点しやすい。
初心者は文章理解を攻めましょう!



国語が苦手な私でしたが、練習することで、当日は全問正解できました。
コツさえつかめば点が取れる分野です。
【プロ講師の戦略】行政書士の勉強方法
行政書士試験の戦略をもっと詳しく知りたい方は、こちらの本を読みましょう。


科目別の勉強法・ポイントがたくさんのっています。





この本の6章「出題傾向と対策」はすごくよかった。
勉強前に知っておくと、テキストで見るべきポイントがわかりますよ!
クレアールにここから⇒資料請求すると、この行政書士試験の戦略本(定価1,760円)が無料で手に入ります。
戦略的に勉強を進めたい方は、ぜひゲットしてくださいね。
初心者の勉強法②行政書士の教材をそろえる
行政書士試験の戦略をつかんだら、次は教材をそろえます。
行政書士の勉強手段には
- 独学
- 通信講座
- 通学
とありますが、初心者の方には通信講座が一番おすすめです。



本気で一発合格を狙うなら、絶対に!!!通信講座がおすすめです。
あたり前ですが、独学だと合格が遠のきます。
参考:行政書士の独学が無理だった話【失敗談】
初心者におすすめの通信講座
初心者の方におすすめの行政書士通信講座は、以下の2つです。
違いはこちら。
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
---|---|---|
価格 | 34,980円~ | 165,000円 |
講義時間数 | 70時間~ | 230時間 |
サポート体制 | ・質問 (有料:1回2,000円~) ★他受験生の質問・回答閲覧は無料 ・AI検索機能 | ・質問(100回まで) ・講師Zoom相談会 (月1回) |
合格実績 | 合格者の声 160名以上 | 合格者の声 多数 |
公式サイト | 公式HP | 公式HP |
低価格で始めるならスタディング
低価格で選ぶならスタディングがおすすめです。
スタディングは「34,980円〜」の業界最安値。独学ほどの低価格で始められます。
スマホ・パソコンからの問題練習システムもかなり優秀で、苦手をしっかり潰せます。
スタディング参考








スタディングはただ安いだけではなく、講義や問題練習の仕組みもしっかりしています。



スタディングはスマホだけでの勉強がかなうので、勉強習慣がない方にも◎
独学でやるなら、絶対にスタディングをおすすめします。(独学で教材をそろえていくと、スタディングと価格は変わりません)
徹底して勉強するなら資格スクエア
徹底して勉強したい初心者の方には、資格スクエアがおすすめです。
資格スクエアはスタディングよりややお値段は上がりますが、その分教材・講義もボリューミー。さらに丁寧に知識を身につけていけます。




何より資格スクエアは、講師がとにかくいい!!
面白い・優しい・わかりやすいを兼ね備えた超人気講師が、すべての講義をフルで担当してくれます。





講師で失敗したくないなら、資格スクエアがおすすめです。
他の講師と一味違います…!
参考:【行政書士の講師ランキング】わかりやすいカリスマ講師は?
「徹底に勉強して、絶対に行政書士に一発合格したい!」
そんな方は、資格スクエアで合格を目指しましょう。
初心者におすすめの行政書士通信講座の一覧は、以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。
【独学の方向け】行政書士初心者のテキスト
あまりおすすめはできませんが、どうしても独学で合格を目指したい方は、以下のテキストがおすすめです。
初心者の方にはやや難しく感じるかもしれませんが、網羅性抜群。
教科書的な存在になるので、一冊持っておいて損はしません。
問題集はこちらがおすすめ。
私も受験生時代に通信講座と併用し、フル活用した問題集です。
一択ごとに分解されているので、何となくわかったつもりをなくせます。問題の質も良いです。
他の教材は《合格者が選ぶ|これだけ!行政書士おすすめテキスト・問題集》で紹介しています。
ぜひ教材をそろえる際の参考にしてください。
初心者の勉強法③行政書士試験の日から逆算し、スケジュールを立てる
行政書士の教材をそろえたら、次は勉強のスケジュールを立てます。
スケジュールは行政書士本試験の11月から、現在(勉強開始時)までを逆算して組んでいきます。
参考までに1年間の勉強スケジュールを組んでみました。
行政書士の初心者勉強スケジュール
11月 全体像の把握
12〜2月 丁寧なインプット→適宜アウトプット
3月〜 ひたすら過去問練習
8月〜10月 模試を受ける、苦手の洗い出し
10月 最終仕上げ
11月 行政書士本試験
遅くとも夏ぐらいには過去問が一通り解けるようになっておくと安心です。



夏には行政書士の模擬模試も始まるので、シミュレーションのために一度受けておきましょう。
参考:【行政書士おすすめ模試】どれがいい?|合格者が5つ比較
初心者の勉強法④行政書士の勉強を始める
ざっくりとスケジュールが組めたら、早速勉強を始めていきましょう!
初心者のおすすめ勉強法は、以下の通りです。
行政書士の初心者勉強法
①テキスト・講義を2〜3回くり返す
▼
②過去問を一度解いてみる
▼
③テキスト・講義で再インプット
▼
④過去問をひたすらくり返す
▼
⑤模試を受ける



私もこの勉強法を徹底して、初心者から一発合格できました。
初心者の方にこそ、おすすめの勉強法です!
具体的にどう勉強したらいいのか?
実践的に解説していきます。
①テキスト・講義を2〜3回くり返す
まずはテキスト・講義を2〜3回通して勉強します。
はじめは何を言っているかよくわからないかもしれませんが、とにかくテキストを読んで、講義を聞く。
詳しく覚えようとせず、勉強の全体像を把握します。



「こんな勉強するんだ〜」くらいの軽い気持ちで、楽しみながら進めていきます。
(まずは勉強に興味を持つだけでOKです!)
②過去問を解いて、出題ポイントを学ぶ
テキスト・講義を2〜3回くり返したら、一度過去問を解いてみます。
泣きそうなぐらい解けませんが、回答をみながら最後のページまで頑張って進めます。



目的は出題内容を把握することなので、解けなくても落ち込まないでくださいね!
私も最初はちんぷんかんぷんで、問われている意味すら理解できませんでした汗
過去問を一度解いておくことで…
▼
出題ポイントがわかる
▼
覚えるべきところがわかる
(↑コレが目的!!)
⇒その後の勉強効率が上がる!!
応用問題は飛ばして大丈夫なので、まずは基本問題のみ解いてみましょう。
③テキスト・講義で再インプット
過去問を一度通したら、次はテキスト・講義に戻ります。
一度過去問を解いたことで「ここが出題されるんだ!」とわかるようになる。最初より楽しく勉強できてきます。



ここからは重要ポイントを中心に、メモを取りながら勉強していくといいです。
テキスト・講義を2回以上くり返すことをおすすめします。
くり返すことで、さらに意味が理解できるようになってきます。
④過去問をひたすらくり返す→適宜インプット
なんとなく意味が理解ができたら、次は過去問をくり返していきます。



「完璧に理解できてから…」ではなく、なんとなくわかった状態で、過去問に取りかかりましょう!!
過去問を解くうちに理解できてきます。
ここからは、とにかく過去問をくり返す!!!
最低5回は過去問をくり返します。
過去問を解いていて
- 気になるところ
- よくわからないところ
が出てくると思うので、そのときはテキスト・講義に戻り、再びインプットをしていきます。
これを8割以上解けるようになるまで、ひたすらくり返します。
⑤模試を受けて最終仕上げ
夏ぐらい(最短7月〜)になると、各予備校で模擬模試が開催されます。
本試験のシミュレーションはもちろん、現状の実力を知るためにも模試は必須。
必ずどこかで模試を受験しましょう。



自信がなくても早めに模試を受けてみるといいです。
自分の苦手部分も明らかになりますよ!
行政書士のおすすめ模試は、以下の記事で解説しています。
私の体験談も盛り込んだので、初心者の方は模試選び〜勉強法まで、ぜひ参考にしてくださいね。
行政書士試験で、初心者は何から勉強を始める?



行政書士試験の科目で、何から勉強を始めたらいいの?



行政書士で何から勉強するか迷ったら、憲法からがおすすめだよ!
何から始めるか迷ったら「憲法から」がおすすめです。
憲法は行政書士試験で出題される科目の中で1番なじみがあり、初心者が取りかかりやすい。
また憲法は適度に判例もあるので、楽しみつつ学べます。
商法から始めるのは、おすすめできない
初心者が行政書士の勉強をするとき、商法から勉強を始めるのはおすすめできません。
商法は優先順位が低いです。
- 配点が低い
(300満点中20点→全体の6.6%) - 範囲が広すぎる
- 難しい
後!!!



初心者は憲法から始めるのがおすすめ。
商法は後回しが得策です。
行政書士初心者の勉強法|よくある質問
まとめ:何から始める?行政書士の初心者の勉強法
初心者は以下の流れで、行政書士の勉強を始めましょう。
初心者の方の行政書士の勉強法は、以下の通りです。
- テキスト・講義を2〜3回くり返す
↓ - 過去問を一度解き、出題のポイントを知る
↓ - 再びテキスト・講義に戻り、丁寧にインプット(2回以上がおすすめ)
↓ - ひたすら過去問をくり返す(最低5回以上)
↓ - 模擬模試を受けて最終仕上げ
実際に勉強するのはもちろんですが、範囲の広い行政書士試験は戦略こそ命。
出題されるポイントを知って、重点的に勉強していきましょう。
おすすめはこちらです。





プロの講師が行政書士の出題ポイントを解説してくれています。
出題の解説本をもらっていない方は、今すぐどうぞ!(数量限定です)
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また初心者から効率よく確実に合格を目指したいなら、通信講座を活用することをおすすめします。
おすすめの行政書士通信講座は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。
行政書士試験は戦略を知り、効率よく勉強していけば、必ず合格できる試験です。
ぜひここで紹介した行政書士初心者の勉強法を活用し、合格を目指してください!!



私のおすすめ勉強法もさらに追記予定なので、ブックマークしてまた覗いてくださると嬉しいです。
受験生、がんばれ〜〜〜!!!
以上、行政書士の一発合格をつかんだ私の《何から始める?行政書士の初心者の勉強法》でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!
安い行政書士通信講座で比較したい方は、以下の記事がおすすめです。
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