行政書士はいつから勉強する?何ヶ月必要なの?【おすすめ期間】




行政書士試験に合格するために、初学者は何ヶ月くらい必要なのかな?
いつから勉強したら間に合う?
行政書士の勉強期間の目安を知りたい!
こんな疑問にお答えします。
1年に一回しかない行政書士試験。
せっかく勉強するなら、今年度の試験に間に合うように勉強を始めたいですよね。
勉強し始めるのが遅くて、間に合わなかった…時間足らずで上手くいかないのは悔しいし、避けたい。
予備校などの合格体験記には「6ヶ月で合格!」などの声もありますが、「何ヶ月で合格しましたか?」に対する回答は、真に受けてはいけません。
なぜなら予備校は「自分たちのところで受講してほしい」ので、優秀な一部の人の声をピックアップしているからです。



合格体験記の「何ヶ月で合格しましたか?」の回答は、話半分に聞くぐらいがちょうどいい(本音)
では実際初めて法律を学ぶ人が行政書士試験に合格するには、一体何ヶ月の勉強期間を考えておくと良いのでしょうか?
結論からいうと「1年間」です。
いつから勉強となると、本試験が例年11月なので「1年前の11月から」勉強を始めるイメージです。



1年も前から勉強?!じゃあもっと早くから勉強すれば有利に…



あんまり早く勉強を始めすぎても挫折しやすいよ。1年くらいがいい
なぜ1年前からの勉強が必要と感じたのか?
行政書士試験に向けて本気で勉強した私の体験談を元に、どこよりも本音で解説していきます。
今年度の行政書士試験に間に合うように、勉強を始めたい
いつから勉強を始めたらいいか知りたい、あなたの参考になりますように。
是非1度目を通していただけると嬉しいです。
いつから勉強?「1年間」ほしい理由
今まで1度も法律を学んだことがなく、勉強のみに専念できない環境の方(仕事、育児、家事がある)は、1年ほどの勉強期間を見ておくと安心です。
理由は主に3つ!
- 法律の理解に時間がかかる
- 試験日までのトラブルに対応できる
- モチベーションが続きやすい
では詳しくお話していきます。
法律の理解に時間がかかる
初めて勉強する法律。
「基本」が全くわからないので、思っていた以上に勉強がスムーズに進みません。
普段は使わない法律用語が連覇、、まずテキストの漢字が読めません。
私の勉強のスタートはまさかの「テキストにフリガナを書くこと」でした。
意味を理解するなんて程遠いレベルです。
また、漢字が読めないので読み方を調べるのも一苦労。



講義をスローペースで聞いたり、スマホアプリで漢字を書いて読みかたを調べたり…もう必死(汗)
ようやくフリガナを書いたことろで、意味が理解できる!
…と思いきや、聞き慣れない法律独特の言い回しでさらに頭が混乱!!!
特に民法は基本の理解までに想像以上に時間がかかりました。なかなか先に進めず、かなり焦りました。
本試験レベルの問題なんて程遠いところからのスタート。
初めて学ぶ難しい法律
理解に時間がかかることを前提に、ちょっと長めの期間設定をする必要があります。



私は通信講座(フォーサイト)を受講しても、法律用語や法律独特の言い回しになれるだけで、2ヶ月かかりました。
試験日までのトラブルに対応できる
1年前から勉強を始めると少し余裕があるので、試験日までのトラブルにも対応しやすいです。
何もなくスムーズに試験日を迎えられたらいいのですが、何かしらトラブルが発生するもの。
自分、仕事、家族、家庭のこと…
「自分は勉強だけをしていれば、他は何もやらなくていい!」という環境の方ならまだしも、そういかない方も多いのではないでしょうか。
実際私は勉強を始めてから試験日を迎えるまでの間に、大きなトラブルが3つありました。
- 突然派遣の仕事が打ち切り
→ショック&次の仕事探しに追われる - 直前に試験会場変更(コロナの影響)
→場所が遠くて行けない
→行き方調べに時間&心の安定をうばわれる - 試験1ヶ月前に体調不良で入院
→勉強どころではない
こんなに重なる?ってほど、トラブル連発。
予定があるときほど、なんかある…結構あるあるかもしれません。
トラブルの度に予定していた勉強のスケジュールが崩れていき、ついには追い込み過ぎて体調を崩す始末に。



8ヶ月前からの勉強でしたが「もう少し早く勉強を始めておけば良かった」と後悔しています
試験日まで何があるかわかりません。
トラブルで勉強スケジュールが崩れても大丈夫なくらい、余裕をもって1年ほど前から勉強を始めると良いです。
何かあったときに「まだ時間がある!」という心の安定
途中で挫折しないためにも、とても大切です。
モチベーションが続く
ゆっくり勉強できて、余裕があるし…。勉強期間は長いほどいい気がしますよね。
でも1年間ぐらいがベスト!
なぜなら勉強へのモチベーションが続かないからです。
時間がない中で必死に勉強。ジャマだって入ります。
サボりたくなる自分との戦いです。
私は時間を見つけては勉強の毎日でした。
通勤時間、仕事の休憩中、お風呂の中、トイレの中、寝る前…
今日も勉強。明日も勉強。明後日も勉強。



試験までこんな生活を続けるのか…
と思いつつも、試験日に自分の力をぶつけるのを楽しみに、合格証を手にする日を夢見て持ちこたえました。
これで2年、1年半ぐらいの勉強期間をとっていたら、正直しんどくて挫折していたと思います。
いくら理解が進んでいても、途中で挫折してしまったら、試験日にたどり着けません。合格がつかめません。
息切れせず勉強を続けられる期間として、1年くらいがベストです。



いつから勉強をするかにあたり、モチベーションを保てる期間は忘れられがちですが、本当に重要です!!
まとめ:行政書士の勉強はいつからする?「1年前」がおすすめ
- 法律の基本理解のための十分な時間
- 途中のトラブルにも対応できる
- モチベーションが続く
という視点から、1年前からの勉強をおすすめします。
行政書士試験が毎年11月なので、いつから勉強となると「1年前の11月くらい」から勉強を始められると余裕がありスムーズです。
「勉強しなきゃ!」というプレッシャーを持ち続けるのは、精神的にかなりしんどいもの。
ある程度の期間を絞り、集中して勉強しましょう。
勉強期間を考える上で以下のような視点から考えると良いです。
行政書士はいつから勉強する?
- 法律を勉強したことがあるか
- 毎日どれくらい勉強時間が確保できそうか
- モチベーションはどれくらいの期間なら保てそうか
- 試験日までに大きなイベントはないか
- 起こりそうなトラブルと、それに対応する時間
予備校などの「何ヶ月で合格しましたか?」なんて声に惑わされず、自分に必要な期間を考えてみてくださいね。
行政書士の勉強時間はどれくらい必要か、以下の記事で詳しくお話ししています。
ちょっと早めに勉強を始め、余裕をもって着実に進めていきましょう。



予定が崩れても大丈夫な「1年間」の勉強期間はおすすめです
最後までご覧くださり、ありがとうございました!
行政書士試験の勉強を始める前に、こちらの本を読んでおくと良いです。


- 行政書士試験の出題傾向
- 科目ごとの勉強法・ポイント
- 短期合格のコツ
など、プロの行政書士講師がわかりやすく解説してくれます。
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私も行政書士試験の勉強前に読んだ、おすすめの本です。



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以下の記事で初心者から行政書士に一発合格できる通信講座をランキング形式で紹介しています。通信講座を検討している方はぜひご覧ください。
安い行政書士講座から探したい方は、《【5万円前後】安い!行政書士通信講座6社を徹底比較》も参考にしてください。
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