【行政書士の合格率が低い理由】本当の難易度は?|合格者が語る
行政書士試験って、なんであんなに合格率が低いの?
そんなに難しい試験なの?
行政書士の合格率が低い「本当の理由」が知りたい!
こんなお悩みを解決します。
行政書士試験の例年の合格率は10〜15%。
なぜこんなに合格率が低いのか気になりますよね。
実は行政書士の合格率の低さには、いくつか隠れた理由があります。
私は実際に行政書士試験を受験し、一発合格しました。
この記事では受験してわかった「行政書士の合格率が低い本当の理由」を体験談から解説します。
この記事を読むと、行政書士試験のウラ側がわかります。
なぜ、行政書士は合格率が低いのか?
本当の合格率はどれぐらいなのか?
行政書士試験の合格率が低い本当の理由を知りたい方は、ぜひ一度ご覧ください。
行政書士試験の合格率が低い3つの理由
受験してわかった行政書士試験の合格率が低い理由は、大きく3つです。
- 単純に難しい
- 本気でない受験層がいる
- 記述問題で落とされている
それぞれ解説していきます。
①単純に難しい
行政書士の合格率が低い理由の1つ目は、単純に難しいからです。
- 内容が難しい(ひねった問題もある)
- 試験範囲が広く、勉強のペースをつかむのが難しい
行政書士試験では、以下の科目全ての勉強が必要です。
《法令科目》
- 基礎法学
- 憲法
- 行政法
- 民法
- 商法
《一般知識》
- 政治・経済・社会
- 個人情報保護・情報通信
- 文章理解
メイン科目の民法は全条文(1000条を超える)からの出題。
一般知識に関しては出題時期も不明。
「いつの話?」って問題から、最新の情報を含んだものまで幅広く出題されます。
難しい内容を幅広く勉強していかなければならない。内容も難しい。
行政書士の合格率が低い一番の理由です。
民法の内容は特に難しいです!!
②本気でない受験層がいる
行政書士の合格率が低い理由の2つ目は、本気でない受験層が一定数いるからです。
行政書士試験は受験のハードルが低い。
- 受験資格なし(誰でも受験できる)
- 基本はマークシートで解答
- 全体の6割とれば合格
など一見簡単そうに見えるので、
マークシートだし、全体の6割なら何とかなりそう!
とりあえず受けてみるか〜
そんな人も一定数います。
ビックリしたのですが、試験が始まってしばらくすると寝出す人(!)までいました。
勉強もせず受験する人、行政書士の合格率が低い原因の1つです。
本気でない受験層…行政書士の合格率を下げている犯人だと確信。←
③記述問題で落とされている
行政書士の合格率が低い理由の3つ目は、配点の高い記述問題で落とされているからです。
行政書士試験で出題される記述問題は、全体の20%の配点を占めます。(300点満点中の60点が記述)
そんな合格ポイントの記述問題ですが、書き方によってはガッツリ点を落とされます。
同じようなことを書いていても、人によっては5点だったり、15点だったり。
記述問題の細かい採点基準は非公開のため、「なぜこの点数なのか?どこで配点されたのか?」誰にもわかりません。
配点の高い記述問題で、思うように点が取れない。
行政書士の合格率が低くなる理由です。
行政書士の合格率を低く一定にするために、記述問題の採点の厳しさを変えている…なんて噂もあります。(あくまで噂です)
行政書士試験の本当の難易度・合格率は?
気になる行政書士試験の本当の難易度・合格率はどれくらいなのでしょうか?
参考になるのは「本気受験層」が集まる、通信講座受講生の合格率です。
- フォーサイト行政書士講座 45.45%
- アガルート行政書士講座 56.11%
※最新(令和2年度)の合格率(人気の行政書士通信講座による)
つまり通信講座を活用して本気で勉強しても、合格率は40%以下。
通信講座で効率よく勉強してこの合格率なので、独学ならばもっと合格率は低くなります。
行政書士の本当の合格率は、「20〜40%ぐらい」と考えておきましょう。
一環として低い合格率。行政書士試験はやはり難しいです。
合格率が低い行政書士試験で合格するためには
合格率が低い行政書士試験で合格するためには、大切なポイントは1つ。
メリハリをつけて、効率よく勉強する
これに尽きます。
行政書士試験はとにかく範囲が広い。
全て満遍なく勉強していたら、いくら時間があっても合格できません。
行政書士試験はすべてが均等に出題されるわけではなく、ある程度の出題傾向が決まっています。
- 得点しやすいところはガッツリ勉強する
- 流すところはサッと流す
メリハリをつけた勉強こそ、行政書士合格へのカギです。
合格したいなら通信講座
行政書士試験に絶対合格したいなら、通信講座の活用をおすすめします。
通信講座は合格へのカリキュラムが組まれており、効率学習に最適。
出題されるポイントも全て教えてくれるので、自分であれこれ考える必要もありません。
行政書士試験のレベルを考えると、独学よりダントツで通信講座がいいです。
通信講座を使っても難しかったので、独学だったら相当キツかったはず。
通信講座を使ったことは、我ながら賢明な判断でした。
>>初心者は行政書士の独学は無理?【独学が厳しい3つの理由】
安い通信講座なら独学と変わらないぐらい(5万円ほど)で受講できるので、合格したい方は通信講座で勉強しましょう。
以下の記事で安い通信講座を比較しています。
安い講座なら金銭的な負担も少なくおすすめです。
講義を受けるだけで、理解のレベルが違いますよ!
まとめ:行政書士試験の合格率が低い理由
行政書士の合格率が低い理由は、主に3つです。
- 単純に難しい
- 本気でない受験層がいる
- 記述問題で落とされている
本気受験層が集まる通信講座の合格率をみても、例年40%前後。
行政書士の本当の合格率は「20〜40%」といったところでしょうか。
一環として合格率が低い行政書士試験ですが、しっかり勉強すれば必ず合格できる試験です。
私は法律知識ゼロ、高卒のフリーターでしたが全力で勉強することで、一発合格できました。
こんな私でも合格できました。本気になれば行政書士に合格できます!!
合格率の低さに惑わされず、行政書士資格をつかみたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
合格できたときの達成感は、格別です。
以上、行政書士の一発合格をつかんだ私の《行政書士試験の合格率が低い理由・本当の難易度》でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!
知る
- 何から勉強を始めたいか知りたい
⇒【初心者の勉強法】行政書士試験、何から勉強を始める?|手順を解説 - 必要な勉強時間が知りたい
⇒【実際に必要な勉強時間の目安】行政書士の勉強時間の平均・最短は? - いつから勉強したらいいか知りたい
⇒行政書士はいつから勉強する?何ヶ月必要なの?【おすすめ期間】 - 行政書士試験ってトイレ行けるの?
⇒【行政書士試験のトイレ事情】当日の流れ〜トイレ休憩の注意点